【漫画】「銀魂」連載当時を思い出す。
【漫画】「銀魂」連載当時を思い出す。
懐かしい。
"週刊少年ジャンプ"で連載開始した"銀魂"の第1話を読み、最初に思ったことは、
面白い!けど惜しい!
まず、絵はお世辞にも上手いとは言い難い。
肝心の内容はと言えば、"時代劇とSFのミックス"というハチャメチャ設定。
それが面白いんだけど、その面白さも少し古いというか、なんとも言えない感じ。
極め付きに、主人公が天パを全面に推し出している。
そんな漫画、これまでになかった。
だから僕は、この漫画に惹かれた。
実は、僕は子供の頃からずっと天パに悩まされ続けてきた。
ストレートに憧れ、その反面"天パに悪いやつはいないんだぞ!"と、卑屈になっている部分もあった。
そんな中…
作者にも思うところがあったのだろうか。
彼は、タイトルに「天然パーマに悪い奴はいない」をもってきた。
それだけ。
僕がこの漫画を好きになったキッカケは、ただそれだけだ。
むしろ、それで充分だった。
だから、絵が特別上手い訳でもなく、少し古い人情劇が果たしてどこまで続くのかなんてわかるはずもないわけで。
なのに、いつの間にか単行本第1巻が発売されることになっていた。
~発売日~
真っ先に買いに行こうと書店を探した。
どこにも見当たらない。
発売日を間違えたか?
各大型書店を探し回った。
見つからない。
大型書店に無いのに古びた小型書店には、ある訳…
やっとの思いで手に入れた第1巻だった。
初版はどの書店も、どうせ売れないだろうと取り扱ってくれず、殆どの店に置いていなかったというからくり。
作者自身、後日このことをジャンプで自虐ネタとして取り扱っていた。
それが今や、なんだかんだで、12年目突入!
現在は最終章ということで、終わりに向けて話が進んでいるようだが、まだまだ続いてほしいのが本音だ。
天パのようにしぶとく。